Task breakdown
システム開発・個人開発の全工程(企画〜設計〜実装〜運用〜マネタイズ)をカバーするClaude Code用スキル集
npx -y skills add tdyzzsp47/claude-skills --skill task-breakdownAssembled from the repository path, not quoted from the project. Check it against their README if it does not work.
One thing to look at
- 0 stars0 stars. Stars are a popularity signal and not a quality one, but at this level it is likely that nobody has read this closely except its author, and you would be relying on your own review.
What its author says it does
Copied from the file, not written here
機能要件をAIエージェント委譲・並列実装に適した粒度のタスクに分解するスキル。設計フェーズ後・実装着手前に使い、タスク票の作成と依存関係・クリティカルパスの整理を行う。
SKILL.md
9.2 KB, as published. Nobody here has run it
タスク定義・分解
目的
大きな機能要件を「半日〜2日で完結し、完了を検証できる」タスク単位に分割する。 適切な粒度に分解することで、AIエージェントへの並列委譲・進捗の可視化・手戻りの局所化を実現する。
使うタイミング
- アーキテクチャ設計・詳細設計が完了し、実装に着手する前
- スプリント計画でバックログをタスクに落とし込むとき
- 機能が大きくて「どこから手をつけるか」が不明確なとき
- AIエージェントへの並列委譲を計画するとき
進め方
-
機能一覧を洗い出す 設計ドキュメント・画面設計・要件定義を読み、ユーザーに見える機能を列挙する。 この時点では粒度を気にせず、まず網羅することを優先する。
-
縦切りで分割する 「DB層→API層→UI層」の横切りではなく、1つのユーザー操作が端から端まで動く縦切りを基本単位とする。 横切り分割は最後まで何も動かないため、進捗確認・デモ・早期フィードバックができない。
-
最初のタスクを「歩くスケルトン」にする 全層を貫通する最小限の動くものを最初のタスクとする。 例: ログイン機能なら「ハードコードした資格情報で/homeにリダイレクトできる」だけでよい。 スケルトンが動けば、以降のタスクは並列化・委譲が容易になる。
-
不確実な部分をスパイクとして先行させる 外部APIの仕様・パフォーマンス特性・未知ライブラリの挙動など、見積もりが立たない箇所は **時間枠を切った調査タスク(スパイク)**として先行させる。スパイクの成果物は「判断材料」であり、実装コードではない。 スパイク完了後に後続タスクの見積もりを確定させる。
-
タスクサイズを調整する
- 半日未満: 隣接タスクと統合を検討
- 半日〜2日: 適切
- 2日超: さらに分解する タスクが大きいほど完了条件が曖昧になりやすく、委譲プロンプトの品質も下がる。
-
各タスクに必須要素を記入する 後述のテンプレートを使い、目的・完了条件・受け入れ基準・依存・想定ファイルを明記する。 完了条件はテスト/コマンド/画面操作で検証可能な形にする。「実装する」は完了条件ではない。
-
依存関係とクリティカルパスを整理する タスク間の依存を
depends_onに記載し、依存がないタスクを並列候補として識別する。 クリティカルパス(最長の依存チェーン)上のタスクを優先着手する。 -
AIエージェント委譲を見据えたインターフェース固定 並列委譲するタスク間では、型・APIシグネチャ・ファイルパスをタスク着手前に固定する。 互いのファイルを触らない独立タスクに割り当てることで、コンフリクトなく並列実行できる。 [[orchestration]] の並列化パターンと組み合わせて使う。
成果物テンプレート
# タスク定義票
id: TASK-001
title: "歩くスケルトン: 認証フローの全層疎通"
type: implementation # implementation / spike / design / test
目的: >
全層(DB/API/UI)を貫通する最小の動くものを作り、以降のタスクを並列化できる状態にする。
作業内容:
- ハードコードした資格情報でPOST /auth/loginを受け付けるエンドポイントを作成
- フロントエンドのログインフォームが上記エンドポイントを呼び、/homeへ遷移できるようにする
- DBマイグレーションでusersテーブルを作成(カラムはid/email/created_atのみ)
完了条件:
- `npm test -- auth` がパスする
- ローカルで http://localhost:3000/login にアクセスし、フォーム送信後に /home が表示される
受け入れ基準:
- ハードコード資格情報以外での認証は不要(次タスクで実装)
- エラーハンドリング・バリデーションは最低限で可
depends_on: [] # 最初のタスクのため依存なし
想定変更ファイル:
- src/auth/auth.controller.ts (新規)
- src/auth/auth.service.ts (新規)
- db/migrations/001_create_users.sql (新規)
- src/pages/login.tsx (変更)
見積もり: 1日
委譲先モデル案: Sonnet
委譲時の注意: src/CLAUDE.md の命名規約を必ず読ませること
# スパイクタスクの例
id: SPIKE-001
title: "決済API レート制限とリトライ戦略の調査"
type: spike
目的: >
外部決済APIのレート制限仕様を把握し、TASK-012の実装方針を確定する。
作業内容:
- 決済APIのドキュメントでレート制限の上限・ウィンドウを確認
- サンドボックス環境で429レスポンスを意図的に発生させ、Retry-Afterヘッダの挙動を確認
- exponential backoff の実装例を2〜3案比較
完了条件:
- レート制限の数値(上限・ウィンドウ)をドキュメントに記録済み
- リトライ戦略の推奨案を1つ選定し、選定理由を記載
タイムボックス: 半日(超えたら中断して現状報告)
depends_on: []
見積もり: 半日
委譲先モデル案: Opus
チェックリスト
- 最初のタスクが歩くスケルトン(全層疎通)になっている
- すべてのタスクに検証可能な完了条件がある
- タスクサイズが半日〜2日の範囲に収まっている
- 依存関係が
depends_onに明記されている - クリティカルパス上のタスクを特定し、優先順位に反映している
- 並列委譲するタスク間のインターフェース(型/API/ファイルパス)が事前に固定されている
- 不確実性の高い箇所にスパイクタスクを配置している
- 横切り分割(DB層だけ/API層だけ)になっていない
- 各タスクの
想定変更ファイルにファイルパスが具体的に記載されている
アンチパターン
「○○機能一式」タスク 完了条件が曖昧になり、委譲プロンプトも書けない。必ず縦切りで複数タスクに分割する。
完了条件のないタスク 「実装する」「対応する」は完了条件ではない。テストコマンドや操作手順で検証できる形にする。
横切り分割 「DB層実装」→「API層実装」→「UI層実装」の順に直列で進めると、最後まで何も動かない。 進捗確認・デモ・ブロッカーの早期発見ができなくなる。
依存を無視した並列着手
依存関係を整理せずに複数タスクを同時に進めると、同一ファイルへの競合書き込みが発生する。
並列化する前に 想定変更ファイル の重複を確認し、重複がある場合は直列化かworktree分離を行う。
スパイクなしの未知領域への突入 見積もりが立たない部分を推測で実装タスクに入れると、工数が3〜5倍になることがある。 不確実性が高い箇所は必ずスパイクを先行させる。
過細分割 1〜2時間で終わるタスクを大量に作ると、チケット管理コストの方が高くなる。半日未満のタスクは統合する。
モデル委譲ガイド
共通原則は [[orchestration]] を参照。
| モデル | タスク定義・分解における役割 |
|---|---|
| 司令塔 | 分割方針の決定・依存関係の設計・並列化計画・クリティカルパス判断 |
| Opus | 複雑な機能の分解レビュー・スパイク結果のアーキテクチャへの統合判断 |
| Sonnet | タスク票のドラフト作成・既存コードからの影響範囲調査・想定変更ファイルの列挙 |
| Haiku | 関連ファイルの洗い出し・依存モジュールの列挙・既存テストの一覧化 |
委譲時の注意: タスク票のドラフトをSonnetに委譲する場合、設計ドキュメントの絶対パスと 「縦切り・歩くスケルトン優先」の原則を必ずプロンプトに含める。
関連スキル
- [[orchestration]] — AIエージェント並列委譲の共通プロトコル
- [[requirements-definition]] — タスク分解の入力となる要件定義
- [[architecture-design]] — システム構成がタスクの依存関係に影響する
- [[detailed-design]] — 詳細設計完了後にタスク票を確定する
- [[implementation]] — タスク票を受け取り実装を進めるフェーズ
- [[estimation]] — タスクサイズの見積もりと工数管理
- [[project-management]] — タスク一覧をスプリントに割り当てる
- [[mvp-development]] — MVPスコープでの優先タスク選定