Legal compliance
システム開発・個人開発の全工程(企画〜設計〜実装〜運用〜マネタイズ)をカバーするClaude Code用スキル集
npx -y skills add tdyzzsp47/claude-skills --skill legal-complianceAssembled from the repository path, not quoted from the project. Check it against their README if it does not work.
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日本の個人開発・小規模サービスを対象に、利用規約・プライバシーポリシー・特定商取引法表記・OSSライセンスなど法務コンプライアンス対応を整理するスキル。リリース前の法務チェックや新機能追加時の規約改定を行うときに使う。
SKILL.md
10.8 KB, ~4.3k tokens by cl100k_base, as published. Nobody here has run it
法務コンプライアンス(利用規約・プライバシー・ライセンス)
目的
個人開発・小規模サービスが最低限押さえるべき法務要件を体系的に整理し、見落としによるリリース後のトラブルを防ぐ。
免責: 本スキルは一般的な留意点の整理であり法的助言ではない。最終判断は専門家への相談と公式情報の確認で行うこと。
使うタイミング
- 新規サービスのリリース前最終チェック
- 有料機能・課金モデルの追加時
- アナリティクス・広告SDK・外部API連携の追加時
- OSSとして公開する、または他者のOSSを利用するとき
- Apple/Googleストアへの申請前
- 海外展開を検討し始めたとき
進め方
- サービス類型の確認: 無料/有料、国内のみ/海外あり、個人情報取得の有無、アプリストア経由かWebか、未成年利用の可能性を洗い出す
- 必要な文書の特定: 類型に応じて「利用規約」「プライバシーポリシー」「特定商取引法に基づく表記」「Cookie同意バナー」の要否を判断する
- テンプレートの取得と修正: 政府・業界団体・弁護士監修の雛形を土台にする。名前だけ変えるのではなく、自サービスの実態(取得データ・課金方式・退会フロー)に合わせて書き直す
- 依存ライブラリのライセンス棚卸し:
license-checker等でライセンス一覧を出力し、GPL系・LGPL系・AGPL系が含まれないか確認する - チェックリストの通し確認: 本スキルの成果物テンプレートを使い、各項目の状態を記録する
- 専門家レビューの要否判断: 有料・決済・医療・金融・子供向けなど規制が重なる場合は弁護士への相談を検討する
- 公開・実装: 文書をサービス上に掲載し、退会・削除導線・同意フローが実装されていることを確認する
領域別の留意点
利用規約
必須条項: サービス内容の定義 / 禁止事項 / 免責・責任制限 / アカウント停止・削除の条件と手続き / 規約変更手続き(通知方法・効力発生時期) / 準拠法・管轄裁判所(日本法・東京地裁が一般的)。
- 免責条項を入れても完全な免責は認められないケースがある(消費者契約法10条)
- B2C(一般ユーザー向け)は消費者契約法の制約を受ける
- 規約を変更したら変更日・変更箇所・施行日を明示し、重要変更は事前にメール等で通知する
プライバシーポリシー
取得情報を漏れなく列挙する: 入力情報(氏名・メールなど) / Cookie・ローカルストレージ / アナリティクスSDK(GA4等)が収集するデータ / 広告SDK / 外部ログイン(OAuth)で取得するプロフィール情報。
- 個人情報保護法上の「個人情報取扱事業者」は保有個人データの利用目的・第三者提供・委託先の開示義務がある
- 削除・訂正依頼の窓口(メールアドレス)を明記する
- 保存期間の目安を書く(「退会後○日以内に削除」など)
特定商取引法に基づく表記
日本で有料販売を行う場合に必須。記載事項: 事業者名 / 住所 / 電話番号または電子メール / 販売価格・送料 / 支払方法・時期 / 役務提供時期 / キャンセル・返金ポリシー。
- 個人が住所を公開したくない場合、「請求があれば遅滞なく開示する」方式が認められているケースがある(消費者庁Q&A参照)。ただし電話番号の記載省略は一定要件を満たす必要あり
- サブスク型は「自動継続課金」の明示と解約方法の分かりやすい導線が必要
資金決済法(前払式支払手段)
アプリ内ポイント・チャージ残高など「前払い」で購入しサービス内で使う仕組みは前払式支払手段に該当し得る。基準額(発行額が1,000万円超)を超えると届出または登録が必要。個人開発段階では安易にポイント制を設計しない。代替案: 都度決済 / Stripe等の外部決済に課金管理を委ねる。
海外ユーザー対応
GDPR(EU)・CCPA(カリフォルニア)は国外事業者にも適用され得る。最低限の対応目安:
- 明らかに日本国内ユーザー限定(日本語のみ・国内決済のみ)なら当面は国内法優先で可
- EUユーザーが利用する可能性があるならCookie同意バナーと「処理の法的根拠」の明示が必要
- データを国外サーバー(AWSのリージョン等)に置く場合はデータ移転の扱いをポリシーに記載する
OSSライセンス
| ライセンス種別 | 扱いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|
| MIT / ISC / BSD | 高 | 著作権表示の同梱だけでOK |
| Apache-2.0 | 高 | 特許条項あり。NOTICEファイルの同梱が必要な場合あり |
| LGPL-2.1/3.0 | 中 | 動的リンクなら制約が緩いが、静的バンドル(webpack等)は要確認 |
| GPL-2.0/3.0 | 低 | コピーレフト。組み込むと自コードも同ライセンス要求が生じるケースあり |
| AGPL-3.0 | 低 | Webサービスとして提供するだけでもソース開示義務が生じ得る |
npx license-checker --summaryやpip-licensesでライセンス一覧を定期確認する- 自分のコードのライセンス: 公開OSSにするならMITが無難。プロプライエタリにするなら明示的に著作権表示のみ
アプリストア
- Apple App Store: プライバシーラベル(収集するデータの種類・用途)の正確な申告が必須。外部課金への誘導(Webへのリンクなど)は審査ガイドライン3.1.1違反になるケースあり
- Google Play: データセーフティセクションの記入。ターゲット層に子供が含まれる場合はFAMILIESポリシーが適用
退会・データ削除
App Store/Google Playに掲載するアプリはアカウント削除機能の実装が必須(2022年以降の方針)。退会フローでデータを即時削除するか保持期間を明示する。削除依頼への対応窓口もポリシーに記載する。
成果物テンプレート
# リリース前法務チェックリスト
| 項目 | 必要性 | 状態 | メモ |
|---|---|---|---|
| 利用規約の公開 | 必須 | [ ] | URLを記入 |
| プライバシーポリシーの公開 | 必須 | [ ] | URLを記入 |
| 特定商取引法に基づく表記 | 有料販売時必須 | [ ] | — |
| 取得情報の列挙漏れなし | 必須 | [ ] | SDK追加時に再確認 |
| 削除・退会導線の実装 | 必須(アプリ) | [ ] | — |
| 依存ライセンス一覧の確認 | 必須 | [ ] | license-checker出力を保存 |
| GPL/AGPL系ライブラリなし or 対応済み | 必須 | [ ] | — |
| 自コードのライセンス表示 | OSSの場合必須 | [ ] | — |
| 資金決済法 非該当の確認 | ポイント制なら要確認 | [ ] | — |
| Apple プライバシーラベル記入 | iOS配信時必須 | [ ] | — |
| Google データセーフティ記入 | Android配信時必須 | [ ] | — |
| Cookie同意バナー | EU向けなら必須 | [ ] | — |
| 年齢確認/未成年対応 | サービス類型次第 | [ ] | — |
| 規約の最終更新日記載 | 必須 | [ ] | — |
チェックリスト
- サービス類型(無料/有料/国内外)を明文化した
- 利用規約・プライバシーポリシーがサービス実態と一致している
- 取得する全データ(SDKが自動収集するものを含む)をポリシーに列挙した
- 有料販売があれば特定商取引法表記を掲載した
- 依存ライブラリのライセンスを一覧化し、GPL/AGPL系の対処方針を決めた
- アカウント削除・データ削除の導線が実装されている
- 規約変更手続きの条項と通知方法が決まっている
- 専門家相談の要否を判断した
アンチパターン
- 他サービスの規約を名前だけ変えてコピペ: 実態と乖離した条項は無効になるリスクがある。必ず自サービスの仕様に合わせて書き直す
- ポリシー記載なしでアナリティクス・広告SDKを導入: SDKが自動収集するデータも個人情報保護法・GDPRの対象になり得る
- 依存ライセンスの未確認: AGPL製ライブラリをWebサービスに組み込んでソース非公開のままリリースするとライセンス違反
- 特定商取引法表記なしで有料販売: 行政指導・消費者トラブルの原因。サブスクなら解約方法の明示も必須
- 個人開発でポイント制を安易に導入: 前払式支払手段として資金決済法の規制対象になり得る
- 規約を作って一度も更新しない: 機能追加・SDK変更のたびにポリシーを見直す習慣を持つ
モデル委譲ガイド
共通原則は [[orchestration]] を参照。
| 役割 | 担当 | 具体的なタスク |
|---|---|---|
| 司令塔(メインモデル) | リスク評価・判断 | サービス類型の確定、専門家相談の要否判断、チェックリストの最終確認 |
| Opus相当 | 高品質レビュー | ドラフト済み利用規約・プライバシーポリシーの条項ごとのレビュー、矛盾・抜け漏れ指摘 |
| Sonnet相当 | 文書作成・棚卸し | 利用規約・プライバシーポリシーのドラフト作成、依存ライセンス一覧の整理と問題点抽出 |
| Haiku相当 | 情報収集 | 個人情報保護委員会・消費者庁・App Store審査ガイドラインの最新情報収集、SDKのプライバシー仕様の確認 |
関連スキル
- [[requirements-definition]] — サービス仕様の確定時に法務要件を盛り込む
- [[mvp-development]] — MVPリリース前の法務最小対応の判断
- [[monetization]] — 課金モデル設計時の資金決済法・特定商取引法の検討
- [[security]] — 個人情報の安全管理措置(暗号化・アクセス制御)
- [[api-design]] — 外部API連携時のデータ取り扱いとポリシー記載
- [[cicd-deployment]] — リリースパイプラインへの法務チェック組み込み
- [[documentation]] — 利用規約・ポリシー文書の管理とバージョン履歴
What ships with it
Read from the repository
Just SKILL.md. No reference files, no scripts.