1natsu document harness model
Skill 1natsu-vacation/agent-skills/skills/1natsu-document-harness-model
npx skills add 1natsu-vacation/agent-skills
npx -y skills add 1natsu-vacation/agent-skills --skill 1natsu-document-harness-modelAssembled from the repository path, not quoted from the project. Check it against their README if it does not work.
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What its author says it does
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ハーネスドキュメント(CLAUDE.md, .claude/rules/, docs/, feature README)の書き方・配置判断・粒度の基準を提供する内部リファレンス。document-harness 系スキルの共通知識として他のスキルから自動参照される。
The file declares its own license as MIT. That is the author’s claim about this one file, and it is not the same thing as the license GitHub reports for the repository, which is listed with the other numbers below.
SKILL.md
19.5 KB, as published. Nobody here has run it
ハーネスドキュメントモデル リファレンス
ハーネスドキュメントの判断基準を集約した内部リファレンス。「何を書くか」「どこに置くか」「どう書くか」の共通知識を提供する。
auto memory との区別: 本リファレンスが扱うのは、人間/エージェントが著者として書く「ハーネスドキュメント」(CLAUDE.md,
.claude/rules/,docs/, feature README)。Claude 自身が学習として書き溜める auto memory(~/.claude/projects/<project>/memory/)は別系統で、対象外。設計判断や規約は auto memory に依存させず、ハーネスドキュメントに明示的に書く。メモリに溜まった恒久知識のリポジトリ側への蒸留・メモリの整理は1natsu-document-harness-auditのメモリ監査が扱う。
3層モデル
ハーネスドキュメントは役割に応じて3つの層に分かれる。各層には適切な配置先があり、混在させない。層を混ぜると、エージェントが「ルール」と「背景説明」を区別できず、指示の優先度を誤判断するリスクがある。
| 層 | 役割 | 配置先 | 例 |
|---|---|---|---|
| 指示 | 「こうしろ / するな」 | .claude/rules/ | コーディング規約、データ整合性ルール |
| インデックス | 「何が重要か / どこを読め」 | CLAUDE.md | パッケージ概要、重要な前提、詳細へのポインタ |
| 知識 | 「なぜこうなっているか」 | docs/ / feature README.md | 設計背景、データフロー、依存関係、状態遷移 |
3層に加え、手順的・反復的なタスク知識(特定作業のワークフロー、繰り返す操作手順)は、常時ロードの CLAUDE.md/rules ではなく skill(必要時に on-demand ロード)へ置く。常時コンテキストを消費させず、関連する時だけ呼び出せる。
3層分離の例
認証モジュールのトークン有効期限を30分→15分に変更した場合:
- 指示 (
.claude/rules/auth.md): 「トークン有効期限は15分とする。変更する場合はセキュリティチームの承認が必要」 - インデックス (
CLAUDE.md): 「認証仕様の詳細はdocs/auth-design.mdを参照」(プレーンポインタ=必要時にロード) - 知識 (
docs/auth-design.md): 「有効期限を30分から15分に短縮した。理由: セキュリティ監査でセッションハイジャックのリスク軽減を指摘されたため」
書くべきもの / 書くべきでないもの
ドキュメントの価値は「コードだけでは得られない情報」にある。コードから読み取れることを繰り返すと、コードとドキュメントの乖離が必ず起き、エージェントがどちらを信頼すべきか判断できなくなる。
書く:
- コードから読み取れない設計判断とその理由
- 暗黙の依存関係(バッチ処理、外部サービス、ワーカー等)
- 複数レイヤーにまたがるデータフロー
- 非自明な制約や前提条件
- エッジケースや落とし穴
書かない:
- コードから直接読み取れること(関数のシグネチャ、型定義の列挙等)
- 実装の偶有(採用中のライブラリ名・内部変数名・内部関数名など「今たまたまそうなっているだけ」の事実)。仕様ではない。判断だったなら理由として書く(→「実装の偶有を仕様に蒸留する」)
- git history から得られること(誰がいつ変更したか)
- 標準的な言語・フレームワークの慣例
- 自明な事実(「このファイルは X を export している」等)
実装の偶有を仕様に蒸留する
ドキュメントが捉えるべきは 契約・不変条件・設計判断とその理由 であって、その時点の実装が偶然そうなっている事実 ではない。コードは変わるが契約は残る。実装の偶有を仕様として転記すると、リファクタのたびにドキュメントが嘘になり、エージェントはコードとドキュメントのどちらを信じればいいか分からなくなる。
書く対象を3種に分けて考える:
| 種別 | 何か | 扱い |
|---|---|---|
| 契約・ポリシー | 実装が変わっても保たれるべき約束・不変条件(「クライアント単位で制限する」「トークンは15分で失効」「レスポンスは snake_case」) | 仕様として書く。ルールの指示・docs の骨格はこれ |
| 実装の偶有 | 今たまたまそうなっているだけの事実(内部変数名・内部関数名・採用中のライブラリ・ファイル分割) | 仕様として転記しない。コードから読めるものは省く。判断だったなら理由として書く |
| 外部契約面の名前 | 名前そのものが契約になっている識別子(利用者が設定する環境変数名・公開 API ルート・設定キー・公開型) | 名指ししてよい。利用者が知らないと使えないため |
swap test(リトマス試験)
ある記述が仕様か偶有かは、こう問えば判定できる:
「実装を別の妥当な方法に書き換えたら、この記述は嘘になるか?」 嘘になるなら、それは仕様ではなく実装の偶有を書いている。
- 「クライアント単位でレート制限する」→ Redis でも LRU でも真。仕様。 書く。
- 「Redis でレート制限する」→ LRU に変えたら嘘。偶有。 ルールには書かない。
- 「当初 Redis にしたがレイテンシで LRU へ変更した」→ 過去に下した判断を述べる rationale。swap test の対象外。docs に書く。
蒸留オペレーション
セッションの変更・プラン・コードをそのまま転記しない。各情報を次のいずれかに振り分けてから配置する:
- omit — コードから直接読めること(シグネチャ、型の列挙、自明な事実)は書かない
- rationale 化 — 「なぜその選択をしたか/捨てた選択肢/トレードオフ/前提」は理由として
docs/に書く。機構名(Redis/LRU 等)はここで初めて、判断の対象として登場してよい - name — 外部契約面の名前(env var 名・公開ルート等)はそのまま名指しする
ルールのレベリング
.claude/rules/ は指示・ポリシー層。機構名をルールに書いてよいのは「今後もそれを使え」という義務(mandated policy)の時だけで、「今そうなっている」という現状報告として書いてはいけない。
- ✅ 「認証は社内 SSO を使う。独自実装は禁止」→ 機構の使用そのものが義務。ルールに書く
- ❌ 「レート制限は Redis を使う」→ 現状そうなっているだけ。ルールではなく docs の rationale へ。ルールは「クライアント単位で制限する」というポリシーに徹する
機構をルールに固定すると、実装を差し替えた時にルール(指示)が嘘をつき、エージェントが古い機構を強制される。
蒸留の例(レート制限を Redis → インメモリ LRU に乗り換え)
| 転記(精度が低い) | 蒸留(仕様として正しい) | |
|---|---|---|
| rule | 「Redis を使ってレートリミットする。rateLimit.ts で lru-cache を…」 | 「API はクライアント(IP)単位でレート制限する。上限・ウィンドウは環境変数で調整可能」 |
| docs | rateLimit.ts が lru-cache を呼ぶ手順を列挙 | 「当初は共有ストアに分散カウンタを置く設計だったが、レイテンシ要件を満たせずプロセス内キャッシュへ変更。複数インスタンス構成では要再検討」 |
転記版は機構を差し替えると全文が嘘になる。蒸留版はルールが無改訂で済み、docs は「判断と理由」として将来も生き残る。
配置先ごとのルール
CLAUDE.md
- 200行以下に収める。詳細は別ファイルに出してポインタで指し示す
- 「何が重要か」「どこを読めばいいか」だけを伝えるインデックスに徹する
CLAUDE.md はエージェントのセッション開始時(cwd +その祖先ディレクトリ)に常にコンテキストへ読み込まれる。肥大化するとトークンを浪費し、本当に重要な指示が埋もれる。
外出しの手段でロード挙動が変わる点に注意する。@path インポートは起動時にフルロードされ、コンテキストは節約できない(ファイル整理にはなるが遅延ロードではない)。実際にコンテキストを遅延させたいなら、@ ではなく プレーンなポインタ(「詳細は docs/auth-design.md を参照」と書き、Claude が必要時に Read する)、paths スコープ rule、または skill を使う。@ は「全セッションで必ず読ませたい × 別ファイルに分けたい(共有・再利用)」が両立する少数のケースに限る。なお CLAUDE.md 本文で @path を説明として言及するだけならバックティックで囲む(囲まないと import が発火する。理由と例は placement-guide 参照)。
.claude/rules/
- 1ファイル = 1トピック
- 「こうしろ / するな」の行動指示に徹し、理由(why)を簡潔に添える
- 知識や設計背景は書かない(それは docs/ の役割)
paths frontmatter の有無でロードモードが決まる(実測確認)。なし = 起動時に常時ロード(.claude/CLAUDE.md と同格・同コスト。subtree の rule は配下ファイルを Read した時に on-demand)。あり = マッチしたファイルを触った時だけの条件ロード(コンテキスト節約の主手段。glob は rule ファイルのあるディレクトリ基準で解決=monorepo の注意点参照)。paths なしは常時載るので、複数トピックを混ぜず1ファイル1トピックを守る。手段別のロードタイミング早見表は placement-guide を参照。
docs/
- 人間も読むドキュメントとして書く(Claude 専用にしない)
- 「なぜこうなっているか」の設計背景を中心に
- ファイル名は内容を表す具体的な名前にする(同階層に複数ある場合)
feature README.md
- その機能の全体像を1ファイルで把握できるようにする
- レイヤー間の依存関係、非自明な設計判断とその理由、暗黙の前提(バッチ処理、外部ワーカー等)を記載する
機能ディレクトリに README がないと、エージェントはコードを読んで構造を推測するしかなく、暗黙の依存関係を見落とす。
コンテキスト経済: eager / lazy と意図の明示
ハーネスドキュメントは「いつコンテキストに載るか」で eager(起動時に常時ロード)と lazy(必要時だけロード)に分かれる。LLM のコンテキストは有限なので、既定は lazy(節約)に倒し、eager は理由を明記した例外として扱う。lazy は paths スコープ rule / docs/ へのプレーンポインタ / skill、eager は CLAUDE.md 本体 / paths なし rule / @-import の3つだけ(手段別のロードタイミングは placement-guide の早見表)。
lazy 側は仕組み自体が「いつ載るか」を宣言している(paths が条件、ポインタ表現が遅延を示す)ため追加説明は要らない。一方 eager 側は「paths の不在」「@ の存在」という記号でしか表れず理由が消える。理由がないと、後続の編集者(特に AI)が文脈なしに paths を付け外ししたり @ を足し引きして、ロード挙動を意図せず反転させてしまう。
そこで eager にする時は、その場に意図を1行マーカーで残す。非対称の ceremony にするのが要点で、正しい既定の lazy は手間ゼロ、コストを払う eager だけ自己正当化(理由の明記)を要求する。HTML コメントはコンテキスト注入前に strip され(CLAUDE.md・rules ともに実測で確認)、編集時の Read では見えるので、実行時トークン0で編集者にだけ意図を伝えられる。
paths なし rule(意図的に global):
<!-- scope:global (eager) — `paths:` の不在は意図的。
理由: 全ファイルに適用される規約のため、paths で絞ると編集対象を取りこぼす。
`paths:` を足さないこと。 -->
# コミットメッセージ規約
CLAUDE.md の @-import(plain でなく @ を選ぶ理由):
<!-- eager-import: `@` は起動時フルロード(節約にはならない)。
plain ポインタでなく `@` にする理由: AGENTS.md を他ツールと共有し全セッション必読のため。 -->
@AGENTS.md
逆に、マーカーのある global rule に paths を足したり、プレーンポインタを @ に変える時は、必ずそのマーカーの理由を読み直してから行う。
monorepo での注意点
- パッケージ固有のコンテキスト → パッケージ直下の
CLAUDE.md(パッケージから起動すれば起動時 eager、ルートから起動すれば配下ファイルを Read した時に on-demand) - パッケージ固有の指示は パッケージ内
.claude/rules/にも置ける(ネストした rules も正式にロードされる。実測で確認) - 横断的な規約はルートの
.claude/rules/に配置する - パッケージの
CLAUDE.mdもインデックスに徹し、詳細はパッケージ内のdocs/に分離する
パッケージ固有の情報をルートに集めると、無関係なパッケージの作業時にもコンテキストに読み込まれてしまう。
paths の glob は rule ファイルのあるディレクトリ基準で解決される(repo root 基準ではない)。パッケージ内 rule は paths をパッケージ相対で短く書き(src/**)、ルート rule は repo root 基準で書く。例・全手段のロードタイミング・settings.json の継承挙動は placement-guide を参照。
docs/ の配置原則
CLAUDE.md と .claude/rules/ は Claude の仕様でパスが決まっているが、docs/ はユーザー定義のディレクトリであり、配置に仕様上の制約はない。そのため monorepo では locality の原則に従い、関心のスコープで配置先を分ける:
| スコープ | 配置先 | 例 |
|---|---|---|
| リポジトリ全体に関する知識 | ルート docs/ | CI/CD 設計、monorepo 全体のアーキテクチャ、横断的な ADR |
| 特定パッケージに閉じた知識 | packages/xxx/docs/ | パッケージ固有の設計背景、データフロー、状態遷移 |
パッケージの CLAUDE.md からパッケージ内の docs/... をプレーンポインタで指せば、関心がパッケージ内で完結する(背景知識なので @ ではなくプレーンポインタ=必要時 Read)。パッケージの関心をルート docs/ に書くと、どのパッケージの知識なのか曖昧になり、パッケージを削除・移動した時にドキュメントが取り残される。
配置判断リファレンス
配置判断のフローチャート、早見表、迷った時の判断基準は references/placement-guide.md を参照。
生成・更新スキル / 監査スキルの責務分担
このモデルを参照する2つのスキルは、対象とする「ドキュメントの状態」で責務が分かれる。
1natsu-document-harness(生成・更新)
現セッションで自分が触った変更を、ハーネスドキュメントに反映する。2つのモードを持つ:
- init モード: 該当変更について、まだドキュメント化していない状態からの生成
- sync モード: 同一セッション内で既に harness を実行済みの状態で、追加修正・実装乗り換え・バグ修正が発生したときの追従更新
sync モードでは「前回出力した自分のドキュメント」を再読し、書いた当時の前提と今の実装の差分を洗い出す。古い前提(捨てた A 案、修正前の振る舞い等)の記述を残さないことが要点で、書き換え・削除を能動的に行う。スコープは現セッションで触った変更のみに限定し、無関係な既存ドキュメントには手を入れない。
ドリフトを直す時は単純置換でなく再蒸留する。機構名を差し替えるだけだと、ルールに機構名が載っていた抽象度の誤りを温存してしまう。置換後の値は推測せずコードで裏取りする。やり方は「実装の偶有を仕様に蒸留する」を参照。
1natsu-document-harness-audit(検査)
セッションをまたいで存在している既存ドキュメントを対象に、問題を検出して改善提案を行う。検査軸は重複・不整合・陳腐化・参照切れ・欠落・粒度逸脱・参照不足・コンテキスト経済・実装結合(蒸留不足)の9カテゴリ。加えてメモリ監査として、エージェントの永続メモリ(auto memory 等)を「リポジトリのドキュメントが正本」の原則で検査し、メモリ限定の恒久知識の蒸留・メモリとドキュメントの不整合や重複・陳腐化メモリの削除を提案する(蒸留先の判断は本モデルの3層モデル・swap test に従う)。
陳腐化は2種類を扱う:
- コード乖離: ドキュメント記述とコードの実態の乖離。修正する時は置換後の値を必ずコードで裏取りする(推測しない。挙動依存の事実は実測か要検証フラグ)
- 表現の陳腐化: 過去のモデル前提で書かれた冗長な MUST / NEVER の連発、過剰な前置き等を、今のモデルに最適化された短く理由ベースの表現に書き直す
**実装結合(蒸留不足)**は陳腐化の手前の問題を扱う。記述が「今は正しい」が実装の偶有(機構名・内部変数名・コード転記)を仕様として書いているため、コードが変わった瞬間に嘘になるドリフト予備軍を検出する。判定は swap test、是正は再蒸留(機構をルールから docs の rationale へ移す等)。
audit の対象範囲は「現セッションで自分が触っていない既存ドキュメント」。現セッション内のドリフト追従は harness の sync モードで扱い、audit には持ち込まない(ユーザーが誤って audit を呼んだ場合は harness sync へリダイレクトを提案する)。